毎日が少しだけやさしくなる、季節の整えかた
こんにちは、ぶらんど~む一番町商店街のWebライターのミキです。
5月は、1年のなかでも特別な月だと、私はいつも思っています。
新しい年度のバタバタがようやく落ち着き、陽ざしに初夏の気配が混じりはじめるこの季節。どこか心も体も、ひと息つきたくなるタイミングですよね。
特に40代になると、家でも仕事でも「頼られる側」になることが多く、自分のことを後回しにしてしまいがち。
だからこそ私は、この5月を「自分を整える季節」として、ちょっとだけ丁寧に過ごすことを心がけています。
香りを味方に、気分を切り替える
最近では“自律神経を整える”という言葉を耳にすることが増えました。
疲れているわけではないのに、なんとなく元気が出ない──そんなときに試してほしいのが、「香り」の力です。
ほんの少しお気に入りのフレグランスをティッシュに含ませてデスク横に置いたり、寝室でアロマキャンドルを灯すだけでも、気分は驚くほど変わります。
香りは脳に直接働きかけるから、頭をリセットしたいときや、イライラしてしまう日の気分転換にもぴったり。
ぶらんど~む一番町の DIPTYQUE仙台藤崎 では、店員さんが香りの好みや体調を丁寧に聞き取って、ぴったりのアロマキャンドルを提案してくれます。無理に気合を入れるより、“香りで気分を変える”ほうが、自然でやさしい気がしませんか?
「何もしない時間」を、あえて予定に入れる
仕事に家事に育児に、やるべきことが次々と押し寄せる日々。だからこそ、週末のどこかに“無目的な時間”を組み込むことを意識しています。
何かを学ばなくてもいい、買い物もしなくていい。ただ、街をふらっと歩いてみる。
ぶらんど~む一番町は、そんな「歩くこと自体が目的になる街」だと思っています。
ガラスのアーケードを通して降り注ぐ自然光。老舗の履物屋 むかでや では、美しい草履や下駄が並ぶだけではなく、その時々の展示をギャラリーで見ることもできます。
またなつかしいボードゲームやパズル、雑貨が所狭しと並ぶ ピースアート のにぎやかな店内。歩いているうちに、少しずつ気持ちがほどけていくのを感じます。
何もしない、けれど心が整っていく。そんな時間も、大人には必要ですよね。
ささやかな「贅沢」で、自分をごきげんにする
もうひとつ、私が5月に意識していることがあります。
それは、「自分をごきげんにするものを、ちゃんと自分に与える」ということ。
たとえば、カフェで季節のスイーツを頼んでみる。
一番町にある カフェ モーツアルト のタルトは、旬の果物が惜しみなくのっていて、見た目も味も満たしてくれます。
たとえば、少し奮発して新しいストールを買う。 藤崎 で見つけた薄手リネンのスカーフは、ふわっと巻くだけで春らしい装いに変わって、鏡の前で自然と笑顔になりました。
高価なものを買う必要はないんです。ただ、「これがあると嬉しいな」と思うものを、きちんと自分のために選ぶこと。それがQOL(クオリティ・オブ・ライフ)を上げる一番の近道なのかもしれません。
「自分をととのえる」ことは、まわりも幸せにする
5月は、母の日がありますよね。
誰かに「ありがとう」を伝えるタイミングって、同時に「自分がどうありたいか」を見つめ直すきっかけにもなると私は思います。
誰かを大切にしたいなら、まずは自分を大切にすること。
今の自分に必要なのは、頑張ることよりも「ととのえる」ことかもしれません。
ぶらんど~む一番町には、そんな自分にやさしくなれる場所がたくさんあります。
ちょっとだけ日常を止めて、季節の風を感じながら歩いてみませんか?
その先に、今より少しだけ軽やかな自分が待っているかもしれません。